東京ヴェルディ | 歴代の基本フォーメーション | スカッドまとめ

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2009年シーズンからJ2リーグに甘んじている東京ヴェルディ。

各シーズンに中心として活躍した選手がJ1クラブに移籍してしまうというJ2ならではの宿命を否応なく背負っていますが、そのような厳しい環境の中でも、育成に定評のある東京ヴェルディユースからの昇格組が存在感を発揮しています。

J1昇格が悲願となった東京ヴェルディの歴代の基本フォーメーションとスカッドをチェックしていこう。

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2020シーズン | 基本フォーメーション

  • 中盤にアンカーを置く4-3-3
  • 昇格一年目の藤田譲瑠チマがアンカーとしてポジション確保
  • 井上潮音のワイドストライカーとして覚醒
  • 右サイドの若狭大志が偽SBとして機能
  • 攻撃時は以下のように3-1-2-4システムに可変

昇格組の活躍が目立った一年であった。
中でも藤田譲瑠チマが不動のアンカーとして大きく成長し、レギュラーを確保。
昇格1年目ながら既に外せない選手となった。

これまでインサイドハーフで起用されていた井上潮音がワイドストライカーとして覚醒したことも好材料であった。
得点も昨年を上回り、自身のキャリアハイである4得点を挙げた。

J1昇格請負人として期待値の高かった大久保嘉人が大誤算。
コンディション不調が続き、結果として1ゴールも上げられないままシーズン終了と同時に退団なってしまった。

攻撃時は左サイドバックの福村貴幸がウイングポジションまであがり、センターバックがスライドして3バック体制となる。
併せて、ワイドの井上潮音が中央に陣取り、3-1-2-4を構築する可変システムの採用が多くの試合で見られ、永井監督らしいスペースを広く使おうという意図が見られた。

可変により3バックのとなった一角の右サイドの若狭大志がいぶし銀の活躍を見せた。
攻撃時にはかなり中央よりのポジションを取り、ビルドアップや得点に貢献。
いわゆる偽SBとして攻撃のオプションを示すことが出来た。

大久保嘉人の誤算もあるが、決定力不足が順位に響いた。
ポゼッションでは毎試合支配率を上回るも、完全にブロックを組まれた相手に崩す術が非常に少ないことが結果に表れている。

そんな中、大卒ルーキーである山下諒也の存在は大きく、その走力を活かしてカウンターから得点を量産し、チーム内得点王(8得点)に輝いた。

もはや同世代で最高のアンカーなった藤田譲瑠チマが他チームから引き抜かれないか気になるところ。
そして「持たされているポゼッション」に陥った際に、その打開策として、小池純輝山下諒也といったスピードスターを活かすカウンター戦術もチームでもっと共有することが来季の課題ではないだろうか。

詳細は「東京ヴェルディ解体新書2020」としてまとめた!

2020シーズン | スカッド

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参照元:東京ヴェルディ

2020シーズン | 成績

  • 明治安田生命J2リーグ:12位(13勝15分14敗48得点48失点)
  • 天皇杯:不参加(コロナ禍によるレギュレーション変更による)
  • チーム最多得点:山下諒也(8得点)
  • チーム最多アシスト:福村貴幸(8アシスト)

2019シーズン | 基本フォーメーション

ギャリー・ジョン・ホワイトが新監督に就任するも、定まらないスタイルに戦績は低迷し、シーズン途中でヴェルディユース監督であった永井秀樹をトップ監督に招聘。

この年、ユースからは森田晃樹・山本理仁が昇格しているが、いずれも永井監督の教え子であったため、すぐさま主力として起用された。

システムは4-3-3であり、ボールポゼッションに重きを置くスタイル。
ボール保持時は2CBとアンカー(山本理仁)でビルドアップし、インサイドハーフがハーフスペースを埋め、両SBも高い位置を取る配置。
ポゼッション率は高いもの、ラスト30mでのアイデアに一捻り欲しかったところ。

2019シーズン | スカッド

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2019スカッド.png

参照元:東京ヴェルディ

2019シーズン | 成績

  • 明治安田生命J2リーグ:13位(14勝13分15敗59得点59失点)
  • 天皇杯:2回戦敗退
  • チーム最多得点:小池純輝(16得点)
  • チーム最多アシスト:佐藤優平(5アシスト)

2018シーズン | 基本フォーメーション

ロティーナ体制2年目のシーズン。
プレスのタイミングやマークの受け渡しなど、ポジショニングルールを徹底し、チームディフェンスを強化。

システムは4-3-3を基本とし、キーマンにアンカーを務める内田達也を配置。
プラチナ世代のマルチロールが中盤でバランスを取ることで、守備面で極力リスクを犯さない布陣としていたが、一方で、攻撃面においては、内田からのパスが単調で迫力に全く欠けるものとなっていた。

ユースからは藤本寛也が昇格し、スタメンに定着。
本業はセンターラインの選手ではあるが、右ワイドストライカーとしてポテンシャルの高さを見せつけてくれたのが収穫。

2018シーズン | 成績

  • 明治安田生命J2リーグ:6位(19勝14分9敗56得点41失点)
  • 天皇杯:4回戦敗退
  • チーム最多得点:ドウグラス・ヴィエイラ(13得点)
  • チーム最多アシスト:渡辺皓太(9アシスト)
Jリーグ
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