
高校年代のサッカーを言えば、「高校サッカー選手権」のイメージがまず浮かぶのではないでしょうか?
コンテンツとしても圧倒的に人気とブランドがあるため、高校年代のサッカーで高校の「部活」を選択し、「高校サッカー選手権を目指す」というのが定石かもしれません。
しかし一方で、高校年代のサッカーシーンでは、高校の「部活ではない選択肢」もあります。
それが「クラブユースチーム」です。
クラブユースチームは、Jリーグ下部組織や地域・企業がスポンサーとなって運営するクラブです。
クラブユースチームでのサッカーでは、高校サッカー選手権には出場できませんが、全国レベルのリーグ戦やカップ戦も行われます。
また、クラブユースチームならではのメリットもあります。
このページでは、U18クラブユースチーム一覧(東京都)、クラブユースチームでの各種大会概要、クラブユースチームのメリットをまとめています!
U18クラブユースチーム一覧(東京都)
U18クラブユースチームは東京都に「19チーム」あります!
※2024年・管理者調べ
中学年代(U15)のジュニアユースチームが東京都に100チーム以上あることを考えると、だいぶ少ない数となります。
従って、活動エリアの主戦場は「東京都」ではなく「関東全域」となります。
市区 | チーム名 | 区分 | 2024所属リーグ | 2023所属リーグ |
小金井市 | FC東京 U18 | J下部 | プレミアEAST | プレミアEAST |
稲城市 | 東京ヴェルディユース | J下部 | プリンス関東1部 | プリンス関東1部 |
豊島区 | 三菱養和SCユース | 街クラブ | プリンス関東2部 | プリンス関東1部 |
町田市 | FC町田ゼルビアユース | J下部 | T1 | T1 |
三鷹市 | 横河武蔵野FC U18 | 街クラブ | T1 | T2 |
渋谷区 | FCトリプレッタユース | 街クラブ | T3 | T3 |
大田区 | 大森FC U18 | 街クラブ | T4 | 地区TOP |
江戸川区 | 東京23FC U18 | 街クラブ | 第1地区1部 | 第1地区1部 |
葛飾区 | 南葛SC U18 | 街クラブ | 第1地区1部 | 第1地区2部 |
板橋区 | Rio FC U18 | 街クラブ | 第3地区2部 | 第3地区2部 |
新宿区 | Criacao Shinjuku U18 | 街クラブ | 第3地区3部 | – |
杉並区 | 杉並FCユース | 街クラブ | 第5地区1部 | 第5地区1部 |
杉並区 | 東京杉並ソシオFC U18 | 街クラブ | 第5地区1部 | 第5地区1部 |
杉並区 | 杉並アヤックスSC U18 | 街クラブ | 第5地区3部 | 第5地区3部 |
世田谷区 | プロメテウスEC U18 | 街クラブ | 第6地区3部 | 第6地区3部 |
調布市 | Raiz Chofu FC U18 | 街クラブ | 第7地区1部 | 第7地区1部 |
八王子市 | アローレ八王子 U18 | 街クラブ | 第7地区1部 | 第7地区1部 |
三鷹市 | LSS MITAKA U18 | 街クラブ | 第7地区1部 | 第7地区2部 |
調布市 | GA FC U18 | 街クラブ | 第7地区2部 | 第7地区2部 |
U18クラブユースチームでの主要大会
U18クラブユースチームでは、以下3つが主要な大会となります!
高円宮杯U-18サッカーリーグ
Jリーグ下部組織(J下部)、街クラブ、高校サッカー部(部活)のすべてのチームが同じフォーマットで戦うリーグ戦です。
東京都では地区3部リーグから始まり、全国の最上位リーグのプレミアリーグまで10カテゴリのリーグに分かれています。
カテゴリ構成は以下ページを参考にしてください。
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
高校生年代のクラブユースチームの日本一を決定する大会(カップ戦)です。
通称:「クラ選」
全国大会は毎年7月末から8月上旬にかけて開催され、予選としては関東予選があり、例年4月から始まります。
高校サッカーのインターハイに相当する大会と考えても良いですね♪
Jユースカップ
Jリーグ下部組織及び日本クラブユースサッカー連盟の地域代表チームが参加します。
日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会(クラ選)と並ぶ高校生年代のクラブユースチームの日本一を争う大会です。
毎年9-12月に実施されています。
こちらは冬のシーズンに行われますので、高校サッカー選手権に相当する大会ですね!
U18クラブユースチームのメリット
U18クラブユースチームでサッカーをするメリットは、何といっても「少数精鋭」での活動です。
概ね1学年20名程度というところが多いと思います。
高校の部活の場合、部員が100名〜300名程度になることもありますので、目の届いた指導・育成が難しい場合もあります。
もちろんJリーグ下部組織の場合はプロになるための育成機関であるため、環境は抜群にいいのは言うまでもないですが、その他のクラブユースチームにも、例えば三菱養和SCユースや横河武蔵野FC U18などは、J下部に決して劣らない環境を持っています。
当然、クラブユースチームにはセレクションが付きものになりますが、高校年代の選択肢としてクラブユースチームも検討されてみては如何でしょうか?
高校の部活以外にも、サッカーに打ち込める環境がそこにはあります。
コメント
南葛飾SCではなく南葛SCです。
誤記でした。
ご指摘ありがとうございます。