東京都クラブユースサッカーU13選手権大会/3位決定戦@味の素スタジアム西競技場
STFC vs FC東京U15深川
11:20キックオフ
東京都クラブユースサッカーU13選手権大会は、1次から4次までの予選を勝ち抜いた16チームがノックアウトステージに進出。高円宮杯で関東リーグ、 T1リーグ所属チームが名を連ねる。
決勝はこの2チームを撃破した東京武蔵野シティ vs 町田ゼルビアジュニアユース。
2/10(味の素スタジアム西が丘)で決勝が行われる。
さて、この試合。
STFCは清瀬市を拠点とする街クラブ。
T1リーグに所属し、昨年の第33回全日本クラブユース選手権U15東京予選では、東京第六代表として関東大会に出場するなどの実績を持つ強豪である。
FC東京はやはりJ下部だけあって身体が大きい選手が多い。DFラインもきれいに統制されている。
しかし先制したのはSTFC。
5分、波状攻撃からこぼれ球を#17が右隅に押し込む。
個々の技術は深川が上だが、STFCは連動で崩していく。
STFC 1-0 FC東京深川
STFCのキーマンはツートップの#9と#7。
特に#9は、身長こそ大きくはないがフィジカル、スピード、テクニックを兼ね備え、様々な仕掛けが出来る存在。何度も深川を脅かす。
一方、FC東京深川は起点を作れない。
21分、再びSTFC 。コーナーキックをボランチの#21が打点の高いベッドで追加点を奪う。
STFC 2-0 FC東京深川
後半3分、ようやく深川の反撃。コーナーキックから押し込んで1点をかえす。
STFC 2-1 FC東京深川
深川はフォワードの#11が良い。スピードもあるうえ、柔らかいボールタッチで相手をかわす技術もある。
ポジションは違えど、FC東京U18所属の「バングーナガンデ佳史扶」選手を彷彿させる。
17分、深川が意地を見せる。ショートコーナーからフワっと挙げたボールを#5が合わせて押し込む。同点。
STFC 2-2 FC東京深川
でもこのまま終わる気配はない。STFCの追加点を期待する雰囲気が会場に満ちている。
深川はPKに備えてゴールキーパーを交代。
そしてその直後。
60分、予想どおり。
STFCのDFからのロングボールに#7が抜け出してGKと1対1に。これを落ち着いてゴールに流し込む!
STFC 3-2 FC東京深川
アディッショナルタイム2分を経て試合終了。
結果、東京都U13年代でSTFCが3位、FC東京U15深川が4位となった。
STFCは運動量が最後まで落ちず、J下部を撃破。素晴らしいチームである。
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