FC多摩ジュニアユース、強かったです!
Match Information
東京都クラブユース選手権U14
決勝戦
FC多摩ジュニアユース vs FC東京U-15むさし
スタジアム:味の素フィールド西が丘
2019年2月10日(日) 14時キックオフ
Match Review
気温は7度と低めですが、太陽が出てるのでかなり暖かく観戦日和。
観客も1000人位いると思われます。
「FC多摩ジュニアユース」と言えば坊主頭の選手が多い印象ですが、今日のスタメンでは坊主頭4人。
だんだん少なくなってきてる感じですかね。
FC多摩のシステムは「4-2-3-1」となる。
一方、FC東京U-15むさしは「4-4-2」の布陣。
試合は12分に動きました。
FC多摩の中盤から出たボールが一度相手に当たり、FC東京むさしのDF裏に流れる。
副審はオフサイドフラッグを上げるも、主審の笛は鳴らず。
#27はこれを見逃さず、キーパーとの1対1を落ち着いてゴールに流し込む!
<得点>
FC多摩 1-0 FC東京U-15むさし
FC多摩は気合いが違う。
声を出しまくって味の素フィール西が丘全体を圧倒。
そして球際が強い!
加えて、後ろからどんどん選手が出てくる。
個々のスピードがFC東京むさしと一段違う感じだ。
その中でも目立っていたのが#12。
左サイドに陣取り、スピードで仕掛けまくる。
This is FC多摩な選手と言って良い。
FC東京むさしは狭いスペースで回そうとするので、ボールが繋がらずにペースがなかなか掴めない。
前半はFC多摩ペースで終了。
いや、ホント面白い試合。
試合展開が速い。
FC多摩はハイプレス、ショートカウンタースタイル。
このスタイルは青森山田高校や流経大柏高校のスタイルでもあり、今や主流のスタイルと言ってもいいでしょう。
そしてインテンシティの強さも兼ね備えているところが試合を更に面白くしている。
後半は一転、FC東京むさしペースでスタート。
FC東京むさしが広くスペースを使うようになったので、FC多摩の中盤が間延びしていたことが原因か。
さすがJ下部!
修正能力は高い。
仕掛けるようになったFC東京むさし。
FW#32は大きくて速い。
最初の一歩は遅いが、ドリブルし出すとグングン加速する感じである。
ボランチの#23はキックの精度が抜群に高い。
FC東京U-15深川、FC東京U-18上がりの平川怜選手を彷彿させる。
しかしながら、FC多摩も徐々に修正。
運動量も落ちずに互角の戦いを見せてくれて、このまま試合終了。
<試合結果>
FC多摩 1-0 FC東京むさし
東京都クラブユース選手権U14優勝はFC多摩ジュニアユース!
FC多摩は昨年度高円宮杯T1リーグで優勝し、プレーオフも勝ち抜いたため、この世代は今年から関東2部リーグに参戦する。
この強さがあれば関東の舞台でもしっかり結果を残してくれるでしょう。
FC多摩の強さを目の当たりにした日でした。
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