2019年度U-15 Tリーグの前期日程が終了しました。3月から始まった熱戦をここで一旦レビューとして振り返っておきます。
まずはT1リーグから。
T1は一足早く折り返しのゲームが始まっていますので、ここでは12試合の結果を見てみましょう。
三菱養和調布が勝ち点29で首位を走っています。三菱養和調布、そして2位の東京ヴェルディは少し前には関東リーグで戦っていたチームなので、順当と言えば順当かと思います。
両チームの直近5年の所属リーグを見てみると、三菱養和調布は2015年がT1リーグ、2016年、2017年が関東2部リーグ、2018年がT1リーグとなっています。
東京ヴェルディは2015年~2017年が関東1部リーグ、2018年が関東2部リーグ所属でした。
三菱養和調布は東京ヴェルディに唯一敗戦を喫しましたが、失点が少ないのが目立ちますね。12試合戦って失点は6。得点力(38得点)もさることながら守備面の固さも目立ちました。2位の東京ヴェルディは失点が多いのが気になりますね。15失点は3位~5位を占める、tfa、ジェファ、S.T.F.Cより多いです。得点力でカバーしていますが、後半崩れずに得点を重ねられるかポイントです。
3位のtfa、4位のジェファも本当に強いですね。
2018年度も2位(tfa)、4位(ジェファ)フィニッシュで安定的な強さを感じます。
これに加えて5位のS.T.F.Cまでが上位を狙える位置に付けた、と言っていいのではないでしょうか。
ところでここで昇降格のレギュレーションを見てみましょう。
まず昇格。
関東リーグへの昇格はT1リーグの優勝チームに「参入戦」への切符が渡されます。他関東所属の県リーグ王者と争わなくてはなりません。
優勝チームの参入戦によって降格が変わるシステムになっていますが、確実に降格するのは下位4チームとなっています。
現状6位以下を見てみると、、、、()内は勝ち点
6位 FC杉野(16)
7位 町田ゼルビア(15)
8位 トッカーノ(15)
9位 Forza’02(12)
10位 AZ’86東京青梅(12)
11位 Consorte(9)
12位 FC渋谷(0)
FC渋谷の残留は限りなく厳しいですね。一方で6位FC杉野から11位のConsorteまでの勝ち点差は7。残留争いはこれはまだまだ分からない展開となりそうです。
参考までに:T1リーグ残留率はこちら

U18プレミアリーグで首位を走る青森山田の黒田監督は言っていました。「プレミアリーグは本当に紙一重の戦い。大きな負けも大きな勝ちもない。本当にぎりぎりのところの勝負である。」と。
プレミアリーグと比べることはできませんが、戦っている選手たちは真剣そのもの。後半戦も熱い戦いを期待してウォッチしていきたいところです。
コメント