東京ヴェルディ/永井監督就任でトップチームのユース化が進むか?

スポンサーリンク

とうとうというべきか、時間の問題であったのか、今季より東京ヴェルディを率いていたギャリージョンホワイト監督の退任が決定し、後任には長らくユースを率いていた永井監督が昇格することになりました。

昨年のロティーナ体制と比べ、ホワイト体制はフォーメーションが定まらず、分析官として分析のための試合をしているような、そんな試合が多かったと思います。

選手も統一したモデルがない中で試行錯誤していていたというのが正直なところではないでしょうか。

決定機は天皇杯で法政大学に敗れたことでしょうね。29年振りの大学チームへの敗退という衝撃は非常に大きいです。

元々東京ヴェルディは「育成のヴェルディ」と言われており、スクール、ジュニア(小学生)、ジュニアユース(中学生)、ユース(高校生)とがっつり囲い込み系の育成システムを持っています。

ちなみに今年度(2019年度)の各世代の所属リーグを見てみると、、

● 東京ヴェルディジュニア・・・・東京1部リーグ(前期2位)

● 東京ヴェルディジュニアユース・・・・T1(東京1部)リーグ(前期2位)

● 東京ヴェルディユース・・・・プリンスリーグ関東(第10節終了時点5位)

ユースに所属しているメンバーの経歴を見ると、ほとんどがジュニア時代からの昇格。ユースまでのサッカースタイルはパスを駆使した徹底したポゼッションサッカーなので、テクニックとパスワークに優れた選手が多いのが育成年代の特徴かと思います。

しかし、トップチームはユースまでのサッカーと完全には繋がっておらず、パス主体のサッカーという点は一致していますが、圧倒的なポゼッションスタイルではありません。本来はトップチームが目指すスタイルを、下部組織に落とし込むのが理想ですが、なかなかバルセロナのようにはいきません。

今般、永井監督が就任したことにより、ユースから昇格組の起用が増えるのではないでしょうか。加えて、毎年1-2名だった昇格人数も、もう少し増えてくるものと思います。

近年昇格した井上潮音、渡辺浩太、藤本寛也、森田晃樹、山本理仁は、永井監督の初陣であった愛媛戦で、全員、先発または交代でピッチに立ちました。そして見事逆転で勝利を収めるという結果も出しました。

ユース出身のシンボル的存在である渡辺浩太を新キャプテンにしたことは、これからの東京ヴェルディはユース出身者主体として考えていくという監督の意気込みが込められているのではないでしょうか。長年J2から脱出できない名門は、育成システムという資産を有効に活用することで昇格の活路が見いだせることができるか、ここに注目です。

にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村

サッカーランキング

コメント